お知らせ

  • 『令和6年度 新年の行事につきまして』

  • 1月8日11時より本堂にて「初まいり・大般若法要」通常開催いたします。

  • 2月3日11時より本堂・境内にて「節分大護摩祈祷」豆まき等、通常開催いたします。毎年お札をお申込み頂いている方にはすでにご案内を発送しております。厄年(行事案内のページから厄年表がご覧になれます)など、今年のみのお申し込みも随時承っております。檀家様でなくとも、どなたでもお申込みいただけます。郵送でのご対応も致します。1月中を目処に寺務所にお申し込みください。厄除け・家内安全・交通安全等の護摩札、志納料3,000円~。

  • お願い~新年、古いお札等の納札についてお問い合わせを多く頂戴します。当山は市街地のため、境内でのお焚き上げが難しく、お引き受けは当山授与の御札・お守り等のみとさせて頂きます。他寺・他社のお札は発行元にお問い合わせ下さい。ご理解の程お願い申し上げます。

縁起

伝統行事を大切に
弘法大師の教えとともに宝灯をお守り

茅ヶ崎駅に程近い、東海道の松並木に沿って建つ高野山真言宗総本山金剛峯寺末寺、茅ヶ崎山円蔵寺。

『新編相模国風土記稿』によると、1389~90年頃、すでに茅ヶ崎・本村の地に前身となる修業道場があったと言われますが、寺伝では永享元年(1429)創建、開山は善誉上人とされています。元和八年(1622)に法談所となり、慶安二年(1649)将軍徳川家光より朱印状を受けました。近世には十三ヶ寺の末寺を持つ中本山として栄えましたが、大正十二年(1923)関東大震災によって倒壊、旧地に観音堂を残し、昭和四年(1929)現在の地に移りました。

檀信徒の支援により、第三十六世代には山門、客殿庫裏、護摩堂を建立、平成十六年(2004)には古材を生かした本堂平成の大修理を行い、次代へ引き継がれました。

境内には相模国準八十八ケ所十五番、七十六番の祠をはじめ、六地蔵や修行大師像、乃木将軍像、護国忠魂碑などが祀られています。

本尊は薬師瑠璃光如来、および当地での再建に伴い勧請した厄除秘鍵大師(秘仏)。伝統行事を大切に、弘法大師の教えとともに宝灯をお守りしております。

境内のご案内

本尊 薬師瑠璃光如来 日光菩薩 月光菩薩
および厄除秘鍵大師(秘仏)

※当山の本尊様は秘仏になっており通常は拝観いただくことができません

護摩堂

毎月21日、28日にはお不動様を祀る護摩堂で護摩を修法しています

修行大師

お地蔵様

相模国準四国八十八箇所祠 十五番(旧東覚寺)
七十六番(円蔵寺)

乃木大将、護国忠魂碑、二〇三高地血染めの石

住職ご挨拶

住職ご挨拶

高野山の奥の院に、約一千年に渡って灯し続けられる『不滅の聖灯』という燈明があります。高野山が開かれて二百年が経った西暦千年頃、落雷が相次ぎ、寺院や森林が燃え、御山が荒れた時期がありました。そのとき、両親の供養のため奥の院を参拝した祈親上人という僧侶が、「もし一度で火がつけば生涯を御山の復興に懸けよう」とお大師様に誓い、苔を丸めて火をつけたところ、その火は消えることなく燃え、祈親上人はその後誓いのとおり、命を懸けて御山の復興に尽力し、お大師様の生まれ変わりといわれるようになりました。そしてその火はいつしか不滅の聖灯と言われ、今日までその志を継ぐ僧侶たちによって今でも昼夜厳重に守られ、私たちを見守るお大師様のいのちのシンボルとして今も灯り続けています。
今、日本では、宗教離れ、お寺離れが加速しています。古くからあるものは、ときに時代にそぐわないこともあるかと思います。しかし、千年もの間消えない火があるように、私たちのいのちもまた、ご両親やご先祖様がバトンを繋いでくれたから存在しています。
時代に合わせながらも、いのちのご縁をつないでくれたご先祖様やご家族に感謝を伝え、心がホロッと温かくなるような仏事を伝えていきたいと思っております。

合掌
円蔵寺第三十七世 木南全弘

交通案内

電車・徒歩でお越しの方

JR茅ヶ崎駅より徒歩8分

住所
〒253-0045 神奈川県茅ヶ崎市十間坂1-3-39

お車でお越しの方

国道一号線より直接境内に入れます

お電話でのお問い合わせ(受付時間:9時~18時)